幹細胞培養上清液治療


幹細胞培養上清液を用いた施術は、ヒト幹細胞を培養する過程で得られる上清液を活用し、肌や頭皮、全身や気になる部位のコンディションを整えることを目的とした治療です。幹細胞そのものを注入するのではなく、培養上清液に含まれるサイトカイン、成長因子、エクソソームなどの成分を用いることで、肌質管理や局所ケア、全身のコンディション管理まで、目的に応じた方法をご提案しています。
当院では、同一の幹細胞培養上清液製剤をベースに、局所注射・点滴・関節注射・点鼻・経膣施術・スカルプ導入など、目的に応じて導入方法を使い分けています。全身的なメンテナンスを希望される方には点滴、気になる部位へ直接アプローチしたい方には局所注射、頭皮ケアをご希望の方にはTargetCoolを用いたスカルプ施術など、それぞれのお悩みに合わせて選択していただけます。

メニュー

点滴

幹細胞培養上清液を点滴で投与するメニューです。局所治療ではなく、全身のコンディション管理や定期的なメンテナンス、エイジングケア、施術後のコンディション管理などを目的として行う施術で、状態や治療目的に応じて取り入れられます。

局所注射

幹細胞培養上清液を医師が気になる部位へ直接投与する施術です。治療部位の状態に応じて、投与量や注入部位を調整しながら行うため、局所的なお悩みに対して集中的にアプローチしたい場合に適した方法です。

Dr.手打ち注射(全顔)

幹細胞培養上清液を医師がお顔全体へ手打ちで投与する施術です。肌状態や治療目的に応じて、注入量や深さを調整しながら行い、全顔のコンディション管理から、気になる部位への細かな調整まで対応します。

関節注射

幹細胞培養上清液を関節の気になる部位へ投与する施術です。医師が状態を確認したうえで治療部位を判断し、1部位ごとの施術に加え、必要に応じて複数部位への対応も行います。

点鼻

幹細胞培養上清液を鼻腔内から投与するメニューです。鼻腔内投与は、血液脳関門を介さない送達経路として脳に到達しやすい投与方法であり、点滴や局所注射とは異なる経路からのアプローチとして用いられます。

経膣(Fem rejuvenation)

幹細胞培養上清液を経膣的に投与する施術です。乾燥感やハリ感の低下など、デリケートゾーンに関するお悩みに配慮しながら、状態や治療目的を確認したうえでご案内します。

スカルプ(TargetCool使用)

幹細胞培養上清液をTargetCoolを用いて頭皮へ導入する施術です。頭皮環境を整えたい方や、毛髪のハリ・コシ、ボリューム感が気になる方のケアとして取り入れやすく、注射以外の方法による導入を希望される場合の選択肢のひとつとなります。

製剤について

当院では、ヒト脂肪由来・ヒト臍帯由来・ヒト歯髄由来の幹細胞培養上清液を組み合わせたMix幹細胞培養上清液を採用しています。幹細胞そのものを注入するのではなく、幹細胞を培養する過程で得られる上清液に含まれるサイトカイン、成長因子、エクソソームなどの成分を活用し、局所治療から全身のコンディション管理まで、目的に応じて用いられます。
複数由来を組み合わせたMix製剤であることで、単一由来に限定されない幅広い活用がしやすく、肌管理、頭皮管理、全身、各部位への局所的なアプローチなど、状態に応じた治療に用いやすいのが特徴です。
また、使用する上清液は、回収時にプロテインフリー培地を用いることで、培地由来の不要なたんぱく質をできるだけ含まないよう配慮されています。これにより、品質管理に加え、アレルギー反応にも配慮された製剤として採用しています。

治療の流れ

STEP1

問診・診察

治療をご希望される部位やお悩み、治療目的を伺い、現在の状態を確認したうえで適応を判断します。既往歴、アレルギー歴、服薬状況などについても確認を行います。

STEP2

治療方針の説明

使用する製剤、施術部位、投与方法、期待される変化、想定されるリスク、副作用、必要回数、費用について説明します。内容をご理解いただいたうえで治療を進めます。

STEP3

施術

施術部位を清潔に整えたうえで、治療内容に応じて幹細胞培養上清液を投与します。施術時間は内容により異なりますが、点滴では30〜60分程度、局所投与では20〜30分程度が目安です。

STEP4

施術後の確認

施術後は、局所の赤み、腫れ、針跡などの有無などを確認し、施術後の注意点についてご案内します。必要に応じて経過を確認し、追加治療についてもご相談いただけます。

料金

本療法は自由診療(保険適用外)です。治療にかかる費用は以下のとおりです。

再生医療 カウンセリング

初診 3,300円 / 再診 3,300円 
※施術を受けられる場合は無料となります。

血液検査

22,000円
※施術前の全身状態確認や適応判断のため、必要に応じて行います。

特殊採血検査 エピクロックテスト(生物学的年齢測定)

88,000円
※治療前後の評価のため、必要に応じて行います。

点滴

1cc  44,000円 / 2cc  77,000円 / 3cc  110,000円 / 5cc  165,000円

局所注射

1cc  66,000円 / 2cc  110,000円

Dr.手打ち注射(全顔)

110,000円

関節注射

1部位 88,000円 / 2部位目以降 55,000円

点鼻

33,000円

経膣(Fem rejuvenation)

88,000円

スカルプ(TargetCool使用)

88,000円

オプション

表面麻酔 3,300円
笑気麻酔 11,000円

※幹細胞培養上清液のTargetCoolによるスカルプ導入施術の詳細は、TargetCoolのページをご参照ください。
※幹細胞培養上清液のDr.手打ち注射(全顔)の詳細は、肌育注射(幹細胞培養上清液/エクソソーム)のページをご参照ください。
※表示価格はすべて税込です。

施術概要

施術時間は、点滴では30〜60分程度、局所投与では20〜30分程度が目安となります。
ダウンタイム、施術後経過は、治療部位、投与経路、投与量、施術内容により異なります。
局所注射や関節注射など注入を伴う施術では、施術後に赤み、針跡、腫れ、内出血などがみられることがありますが、多くは時間の経過とともに軽快します。
施術後のケアや生活上の注意点については、施術内容に応じてご案内します。

通常想定される治療期間・回数
1回の投与で終了する場合もありますが、治療目的や状態に応じて、1~4週間程度の間隔で3~5回程度行う場合があります。通常の治療期間の目安は1日~4か月程度です。継続する場合は、診察のうえ投与間隔・回数を個別に判断します。

※注入部位、使用量、全身状態、体質などにより経過には個人差があります。

起こりうるリスク・副作用

幹細胞培養上清液の投与では、以下のような症状がみられることがあります。

  • 赤み
  • 腫れ
  • 痛み
  • 針跡
  • 内出血
  • 熱感
  • むくみ
  • かゆみ
  • 違和感
  • 感染
  • アレルギー反応

施術内容や投与方法、体質により個人差がありますが、施術直後に一時的な赤みや軽い腫れなどがみられることがあります。気になる症状が長引く場合や、通常と異なる強い反応がある場合は、早めにご相談ください。

施術を受ける前にご相談が必要な方

  • 抗血小板薬を内服中の方
  • 抗凝固薬を内服中の方
  • ステロイドを内服中の方
  • 妊娠中、授乳中の方
  • アレルギー歴のある方
  • 過去に注入治療で強い反応が出たことがある方
  • 皮膚に炎症や感染がある方
  • 重い基礎疾患のある方
  • 悪性腫瘍の治療中の方、またはがんの既往がある方
  • その他、主治医による経過観察中の方

安全に施術を受けていただくため、診察時に既往歴や服用中のお薬について詳しくお知らせください。その他、持病のある方や、術後の経過に不安がある方も事前にご相談ください。

施術後の注意点

  • 当日は施術部位を強くこすらないようにしてください。
  • 赤みや腫れが落ち着くまでは、サウナ、激しい運動、大量飲酒など血行が良くなる行為を控えてください。
  • 数日間は強いマッサージや刺激を避けてください。
  • 気になる症状がある場合や、いつもと異なる反応がみられた場合は早めにご相談ください。

よくある質問

幹細胞培養上清液とは何ですか?

幹細胞培養上清液とは、ヒト幹細胞を培養する過程で得られる上澄み液のことです。幹細胞そのものではなく、培養上清液に含まれるサイトカイン、成長因子、エクソソームなどの成分を活用して、状態や目的に応じた施術に用います。

 当院で使用している製剤はどのようなものですか?

当院では、ヒト脂肪由来・ヒト臍帯由来・ヒト歯髄由来の幹細胞培養上清液を組み合わせたMix幹細胞培養上清液を使用しています。複数の由来を組み合わせた製剤を用いることで、局所治療から全身のコンディション管理まで、目的に応じて幅広く活用しやすいのが特徴です。 

幹細胞そのものを投与する治療ですか?

いいえ。当院で使用するのは幹細胞そのものではなく、幹細胞を培養する過程で得られる培養上清液です。治療では、上清液に含まれる成分を活用して、肌、頭皮、各部位、全身のコンディション管理を目的に用います。

品質管理はどのように行われていますか?

クラス10,000のクリーンルームでの製造、感染症スクリーニングを行ったドナー細胞の使用、ロットごとの無菌試験・エンドトキシン検査などの品質管理が行われている製剤を使用しています。

どのような投与方法がありますか?

当院では、治療目的や部位に応じて、点滴、局所注射、Dr.手打ち注射(全顔)、関節注射、点鼻、経膣、スカルプなどのメニューをご案内しています。どの方法が適しているかは、診察時に状態やご希望を確認したうえで判断します。

点滴と局所注射はどう違いますか?

点滴は、局所ではなく全身のコンディション管理や定期的なメンテナンスを目的として行う方法です。一方、局所注射は、気になる部位へ医師が直接投与し、部位ごとの状態に応じて投与量や注入部位を調整しながら行う方法です。目的や治療部位によって適した方法が異なります。

点鼻はどのような特徴がありますか?

点鼻は、幹細胞培養上清液を鼻腔内から投与する方法です。鼻腔内投与は、血液脳関門を介さない送達経路として検討されている投与方法のひとつで、点滴や局所注射とは異なる経路からのアプローチとして位置づけられています。

1回でも受けられますか?

1回ごとの施術でもお受けいただけます。ただし、治療目的や現在の状態によっては、複数回の施術や継続的な治療計画をご提案することがあります。必要回数や施術間隔については、診察時に個別にご案内します。

ダウンタイムや副作用はありますか?

投与方法や施術部位によって異なりますが、施術後に赤み、腫れ、痛み、針跡、内出血、熱感、むくみ、かゆみ、違和感などがみられることがあります。注入を伴う施術では、施術直後に一時的な局所反応が出ることがありますが、多くは経過とともに軽快します。気になる症状が長引く場合は早めにご相談ください。

施術を受ける前に相談が必要なのはどのような場合ですか?

抗血小板薬・抗凝固薬・ステロイドを内服中の方、妊娠中または授乳中の方、アレルギー歴のある方、皮膚に炎症や感染がある方、重い基礎疾患のある方、がんの治療中の方やがんの既往がある方は、事前にご相談ください。安全に施術を行うため、既往歴や服薬状況を確認したうえで適応を判断します。

幹細胞培養上清液は承認された医薬品ですか?

幹細胞培養上清液は、日本国内において医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。当院では、治療内容、想定されるリスク、注意事項などをご説明したうえでご案内しています。

未承認医薬品について

【未承認医薬品等】

当院で使用する幹細胞培養上清液は、日本国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていない未承認医薬品等です。国内で製造されていますが、国内で製造されていることは、薬機法上の承認を受けていることを意味するものではありません。

【入手経路】

当院では、日本国内で製造されたステムリンク社の幹細胞培養上清液を、同社から国内で入手しています。

【国内の承認医薬品の有無】

国内においては、幹細胞培養上清液と同一成分・同一効能の医薬品として承認されているものはありません。

【諸外国における安全性等に係る情報】

当院で使用する幹細胞培養上清液は、主要な欧米各国において医薬品として承認されていません。そのため、安全性に関する情報が十分に蓄積されておらず、現時点では明らかになっていない重大なリスクが存在する可能性があります。使用に伴う個別のリスクについては、本ページの「起こりうるリスク・副作用」をご確認ください。

【医薬品副作用被害救済制度について】

万が一重篤な副作用が生じた場合、未承認医薬品は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
制度の詳細は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページをご確認ください。