頭痛、めまい、しびれ、物忘れなどの症状は、疲れや加齢、体調不良によることもありますが、脳や神経の病気が関係している場合があります。
当院の脳神経外科では、気になる症状の原因を丁寧に確認し、必要に応じて頭部MRI・MRA、頚部MRA、頚動脈エコー、血圧脈波検査、血液検査、心電図、認知機能検査などを組み合わせながら総合的に診療いたします。
また、脳卒中(脳梗塞・脳出血)後の定期受診、脳動脈瘤や脳腫瘍のフォローアップ、てんかんや認知症の評価にも対応しております。
「何科を受診すればよいかわからない」「この症状で脳神経外科を受診してよいのか迷う」という方も、どうぞご相談ください。
当院の脳神経外科一般外来 4つの特徴
脳神経外科専門医による丁寧な診察
頭痛、めまい、しびれ、物忘れなどの症状について、経過や背景を詳しくうかがいながら、神経学的診察を行います。必要な検査を見極め、現在の状態をわかりやすくご説明します。


MRI・MRAを含めた総合的な評価
症状や診察所見に応じて、頭部MRI・MRA、頚部MRA、頚動脈エコー、心電図、血圧脈波検査、血液検査などを組み合わせ、脳だけでなく血管や全身状態も含めて総合的に確認します。

脳卒中後や慢性疾患の継続フォローに対応
脳梗塞・脳出血後の再発予防、脳動脈瘤や脳腫瘍の経過観察、てんかん、認知症、水頭症など、継続的な管理が必要な疾患にも対応しています。他院で診断された病気の再評価やフォローアップのご相談も可能です。
ご家族からのご相談にも対応
物忘れや言動の変化、ふらつきなど、ご本人が受診をためらっている場合でも、まずはご家族からご相談いただけます。受診のきっかけづくりや、今後の対応についても一緒に考えてまいります。
このような症状はご相談ください
- 頭痛
- めまい
- ふらつき
- 手足のしびれ
- 手足の麻痺、動かしにくさ
- 言葉がうまく出ない、呂律が回らない
- 物忘れ
- 視力低下、視野の異常
- 耳鳴り
- 意識が遠のく感じがある
- けいれん
- 歩きにくさ
- 顔のぴくつき、まぶたのけいれん
- ご本人やご家族が「いつもと様子が違う」と感じる
これらの症状は、一時的な体調不良によることもありますが、脳卒中、脳血管障害、認知症、てんかん、脳腫瘍などが関係していることもあります。
症状が続く場合、繰り返す場合、以前より強くなっている場合は、早めの受診をおすすめします。
対応している主な疾患
- 脳梗塞
- 脳出血
- 一過性脳虚血発作(TIA)
- 脳卒中後のフォローアップ
- 脳動脈瘤
- 未破裂脳動脈瘤の経過観察
- 脳腫瘍
- 脳腫瘍治療後のフォローアップ
- 頭蓋内動脈狭窄症
- 頚動脈狭窄症
- 脳血管奇形
- もやもや病
- てんかん
- 認知症
- 軽度認知障害(MCI)の評価
- 頭部外傷
- 脳震盪
- 水頭症
- 眼瞼けいれん
- 顔面けいれん
すでに他院で指摘されている病気の再評価や、継続的な検査・管理にも対応しています。上記以外の症状や疾患についても、まずはご相談ください。

診療の流れ
STEP1
受付・問診
ご記入いただいた問診票をもとに、現在の症状、いつ頃から始まったか、これまでのご病歴、内服中のお薬、生活習慣などを確認します。MRI検査の可能性がある場合は、体内金属の有無などについても事前に確認いたします。
STEP2
診察・検査
脳神経外科専門医が診察を行い、症状や診察所見に応じて必要な検査をご案内します。頭部MRI・MRA、頚部MRA、頚動脈エコー、血液検査、心電図、血圧脈波検査、認知機能検査などを組み合わせて評価します。
STEP3
結果説明・今後の方針のご案内
診察と検査結果をもとに、現在の状態をわかりやすくご説明します。必要に応じて、治療方針、経過観察の方法、追加検査の必要性、生活上の注意点などをご案内します。さらに精密検査や専門的な治療が必要な場合には、適切な医療機関へご紹介いたします。
主な検査内容
画像検査
- 頭部MRI
- 頭部MRA
- 頚部MRA
- VSRAD
- 頚動脈エコー
生理検査
- 心電図
- 血圧脈波検査
- 認知機能検査
血液検査
炎症、貧血、代謝異常、生活習慣病の有無など、症状の背景を確認するために必要に応じて実施します。
※どの検査を行うかは、症状や診察結果によって異なります。
検査についての注意事項
MRI・MRA検査を受けられない方
以下の項目に該当する方は、安全上の理由からMRI検査をお受けいただけない場合がございます。必ず事前にご相談ください。
- 心臓ペースメーカーを挿入されている方
- 人工内耳・人工中耳の方
- ステント挿入術を2週間以内に受けた方
- 古い人工心臓弁の手術を受けた方
- チタン製以外の脳動脈クリップが挿入されている方
その他、体内に金属(手術によるプレート、金属片など)が入っている方、妊娠中または妊娠の可能性がある方、アートメイクや入れ墨のある方、閉所恐怖症の方は必ず事前にお申し出ください。
造影MRI検査について
症状や病状に応じて造影MRI検査が必要となる場合があります。以下に該当する方は、必ず事前にご相談ください。
- 妊娠中の方
- 腎臓の病気がある方
- 喘息の方
- 過去に造影剤で副作用を起こしたことがある方
- 感染症がある方
- 授乳中の方
- 過去に薬剤でアレルギー症状を起こしたことがある方
緊急受診の目安
以下のような症状がある場合は、通常の外来受診を待たず、速やかに救急受診をご検討ください。
- 突然の激しい頭痛
- 急に手足が動かしにくくなった
- 急に手足がしびれた
- ろれつが回らない
- 言葉が出ない、会話が成り立たない
- 急に見えにくくなった、視野が欠けた
- 意識がもうろうとする、意識を失った
- けいれんを起こした
- 明らかに普段と様子が違う
よくある質問
予約は必要ですか?
原則として予約制となっております。スムーズにご案内できるよう、事前のご予約をおすすめいたします。症状が強い場合や緊急性が高いと思われる場合は、まずはお電話でご相談ください。
紹介状がなくても受診できますか?
紹介状がなくても受診いただけます。ただし、過去に他院で受けた検査結果や紹介状、MRI画像、血液検査結果、お薬手帳などをお持ちの方は、ご持参いただくとよりスムーズに診療を進められます。
どのような症状のときに脳神経外科を受診すればよいですか?
頭痛、めまい、しびれ、物忘れ、ふらつき、言葉が出にくい、手足が動かしにくいなどの症状がある場合はご相談ください。どの診療科にかかればよいか迷う段階でも受診いただけます。
頭痛やめまいだけでも受診してよいですか?
はい、頭痛やめまいのみでもご相談いただけます。慢性的な症状でも、以前と性質が違う、頻度が増えている、強くなっているなどの場合は、原因を確認したほうがよいことがあります。
物忘れが気になるのですが、受診できますか?
はい、物忘れのご相談にも対応しております。加齢による変化だけでなく、認知症やその前段階、ほかの病気が関係していることもあるため、必要に応じて認知機能検査や画像検査をご案内します。
本人は受診を嫌がっています。家族だけで相談できますか?
ご家族のみのご相談も可能です。ご本人の様子や生活上の変化をうかがいながら、受診のきっかけづくりや今後の対応についてご相談いただけます。
当日にMRI検査は受けられますか?
症状や混雑状況に応じて、当日にMRI検査を行える場合があります。ただし、検査内容や予約状況によっては後日のご案内となる場合があります。
他院に通院中でも診てもらえますか?
はい、他院通院中の方も受診いただけます。現在のお薬手帳や検査結果をご持参ください。必要に応じて、主治医の先生と連携しながら診療を行います。
受診の際に持参したほうがよいものはありますか?
健康保険証またはマイナ保険証、お薬手帳、紹介状、他院の検査結果、画像データがある場合はご持参ください。
診察の結果、入院や手術が必要な場合はどうなりますか?
入院や手術、さらに高度な検査が必要と判断された場合には、連携している大学病院や総合病院などの適切な医療機関をご紹介いたします。