記憶力低下|加齢のもの忘れと認知症の見分け方


こんなお悩みはありませんか?

  • 人の名前や物の置き場所が、思い出せないことが増えた
  • 同じことを何度も聞く、と家族に言われた
  • このもの忘れが、年のせいなのか認知症なのか不安になる
  • 最近数か月で、急にもの忘れが目立ってきた気がする
  • 将来の認知症を予防するために、今できることを知りたい

こうしたお悩みにお心当たりのある方は、「記憶力低下」と向き合う入口に立っていらっしゃいます。記憶力の低下は、加齢とともに誰にでも訪れる自然な変化である一方、認知症の始まりや、治せる病気のサインであることもあります。

大切なのは、以下の三つを見分けることです。
年齢による自然なもの忘れなのか。認知症が心配なもの忘れなのか。それとも、治せる原因によるもの忘れなのか。

そして、どの段階であっても、今からできることがあります。
本記事では、脳神経外科の視点から、もの忘れの見分け方、隠れているかもしれない原因、予防のためにできることまでを解説いたします。不安を抱えたまま過ごすのではなく、まずは知ることから始めましょう。

もの忘れの見分け

ブレインフォグは、ひとつの原因で起こるものではなく、さまざまな背景からあらわれます。
ご自身の頭のもやが、どの背景と重なるのかを知ることが、対処の入り口になります。まずは主な背景を一覧でご覧ください。

種類特徴受診の目安
加齢によるもの忘れ体験の一部を忘れます(食事のメニューを思い出せない等)。ヒントがあれば思い出せ、忘れっぽい自覚があり、日常生活は保たれます。進行が緩やかで生活に支障がなければ、過度な心配は不要です。
認知症が心配なもの忘れ体験そのものを忘れます(食事をしたこと自体を忘れる等)。ヒントでも思い出せず、忘れた自覚が薄く、同じことを何度も聞く、日付や場所があいまいになるなど、生活に影響が出てきます。当てはまる様子があれば、お早めに評価を受けてください。
治せる病気によるもの忘れ慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症など、治療で改善が期待できる脳の病気でも、もの忘れがあらわれます。慢性硬膜下血腫は数週間から数か月と比較的早く進みます。正常圧水頭症は比較的ゆっくり進みますが、歩きにくさや尿失禁などの症状を伴うことが多いのが手がかりです。急に進むもの忘れや、もの忘れ以外の症状を伴う場合は、認知症と決めつける前にMRI検査を。
こころ・体によるもの忘れうつなどのこころの不調、甲状腺の不調、ビタミンの不足、お薬の影響、睡眠の乱れでも、記憶力は低下します。原因を整えることで改善が期待できます。気分の落ち込みや体の不調を伴う場合は、あわせてご相談ください。

たとえば、「昨日の夕食のメニューが出てこない」のは加齢による自然なもの忘れです。
一方、「夕食を食べたこと自体を忘れる」のは、医師による評価が必要なサインです。ご自身やご家族のもの忘れがどれにあたるか迷う場合は、どうぞお気軽にご相談ください。

記憶力低下とは?

記憶力低下とは、覚える・保つ・思い出すという記憶の働きが弱まることです。記憶の働きは20代をピークに、加齢とともに少しずつ変化していきます。人の名前が出てこない、物の置き場所を忘れる。こうした変化の多くは、脳の自然な加齢によるもので、病気ではありません。

一方で、記憶力低下の中には、認知症の始まりや、治せる病気のサインが混ざっています。
だからこそ、「年のせい」と流すのでも、「認知症では」とおびえるのでもなく、正しく見分けることが大切なのです。

見分けができれば、それぞれに応じた向き合い方が見えてきます。自然な加齢なら安心して工夫を、心配なもの忘れなら早めの評価を、治せる原因なら治療を。そして、どの段階でも、予防のためにできることがあります。

加齢のもの忘れと、認知症のもの忘れ

加齢によるもの忘れは、体験の「一部」を忘れます。
夕食のメニューは出てこなくても、食べたことは覚えています。ヒントがあれば思い出せ、「忘れっぽくなったなあ」という自覚があり、日常生活は保たれます。

認知症が心配なもの忘れは、体験の「丸ごと」を忘れます。食べたこと自体を忘れ、ヒントでも思い出せず、忘れた自覚が薄いのが特徴です。同じことを何度も聞く、日付や場所があいまいになる、探し物が盗られたと感じる、料理や買い物の段取りがむずかしくなる。こうした変化が生活に影響し始めたら、お早めに評価を受けてください。早く知ることが、その後の選択肢を広げます。

軽度認知障害(MCI)という段階

正常な加齢と認知症の間には、「軽度認知障害(MCI)」と呼ばれる段階があります。
もの忘れは年齢の割に目立つものの、日常生活はまだ保たれている状態です。

この段階の方の一部は認知症へ進みますが、一方で、運動や生活習慣の見直しなどの取り組みによって、進行を緩やかにしたり、回復したりする方もいることが分かってきています。つまり、MCIは「あきらめる段階」ではなく、「対策できる段階」です。もの忘れが気になり始めた今こそが、脳を守る取り組みの始めどきなのです。

治せる・整えられる記憶力低下

忘れてはならないのが、治療や調整によって改善が期待できる記憶力低下です。
慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症といった脳の病気は、「治せる認知症」と呼ばれ、手術によって症状の改善が期待できます。

また、甲状腺の不調、ビタミンの不足、お薬の影響、うつなどのこころの不調、睡眠の乱れでも、記憶力は低下します。これらは、原因を見つけて整えることで、改善が期待できます。「認知症だから仕方ない」と受け止める前に、治せる原因が隠れていないかを確かめること。それが、記憶力低下と向き合う最初の一歩です。

記憶力低下の原因

記憶力低下の代表的な原因を知っておくことが、正しい対処につながります。

脳の病気による記憶力低下

脳の病気が、記憶力低下としてあらわれることがあります。

・アルツハイマー型認知症:年単位でゆっくり進み、体験の丸ごとを忘れるのが特徴です。

・脳血管性認知症:隠れ脳梗塞や脳出血が積み重なり、記憶や判断の力が段階的に低下することがあります。もの忘れよりも、考える速度が遅い、段取りが悪くなる、複数のことを同時に処理しにくいという特徴があります。

・慢性硬膜下血腫:頭の打撲のあと、数週間から数か月で、もの忘れやふらつき、手足の片側の麻痺が進みます。手術で改善が期待できます。

・正常圧水頭症:もの忘れに、歩きにくさや尿失禁を伴います。こちらも治療で改善が期待できます。

進み方の速さと、伴う症状が、見分けの手がかりです。急に進むもの忘れは、認知症と決めつける前に、MRI検査で脳の状態を確かめてください。

体調や投薬による記憶力低下

体調や投薬も、記憶の働きと深く関わります。次のような要因が知られています。

・甲状腺の不調
・ビタミンの不足
・睡眠の不調(睡眠不足、睡眠時無呼吸症候群)
・飲まれているお薬の影響(眠気の出るお薬など)
・過度の飲酒


これらは、調べれば見つけられる原因であり、整えることで記憶力の改善が期待できます。とくに複数のお薬を飲まれている方は、お薬の組み合わせが影響していることもあるため、飲まれているお薬をすべてお知らせください。

こころと暮らしによる記憶力低下

こころの不調も、記憶力低下としてあらわれます。
うつなどのこころの不調では、集中力とともに記憶の力も落ち、認知症と見分けにくいほどのもの忘れが生じることがあります。こちらは、こころの治療によって記憶力の回復が期待できます。

また、強いストレスや情報過多による脳の疲れ、睡眠の乱れも、覚える力・思い出す力を静かに削っていきます。働き盛りの世代の「最近もの覚えが悪い」というお悩みには、こうした暮らしの背景が関わっていることが多くあります。

記憶力低下の検査・診断

記憶力低下の診療では、もの忘れの質と経過を丁寧にうかがうことと、治せる原因が隠れていないかを確かめることが大切です。
ここでは、評価の流れについてご説明いたします。

問診による評価

診察では、もの忘れの様子と経過を詳しくお聞きします。
いつ頃から、どのような忘れ方か、ヒントで思い出せるか、生活への影響、歩き方の変化、頭の打撲の心当たり、飲まれているお薬、気分の変化などを、丁寧にうかがいます。
もの忘れの評価では、ご本人が気づいていない変化を、ご家族が捉えていることが多くあります。できるだけご家族とご一緒のご来院をおすすめします。「いつから」「どんな場面で」の具体的なエピソードが、見分けの大きな手がかりになります。

MRI検査による確認

記憶力低下の背景に、治せる病気が隠れていないかを確かめるために、画像検査が役立ちます。
来院時はMRI検査で脳の状態を確認し、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、隠れ脳梗塞、脳出血、腫瘍などが背景にないかを調べます。

あわせて、脳の萎縮の程度や血管の状態など、脳の健康状態を確認することができます。治せる病気が見つかれば治療へ、見つからなければ、安心して予防の取り組みへ。確かめることが、どちらに転んでも前へ進む力になります。認知症の詳しい診断や治療が必要と考えられる場合には、専門の医療機関と連携し、責任をもっておつなぎいたします。

脳神経外科で診ることの大切さ

もの忘れの相談は、「認知症と言われたらどうしよう」という不安から、足が遠のきがちです。
しかし、受診をためらっている間に、治せる病気が進んでしまうことや、対策できる時期を逃してしまうことがあります。
脳神経外科では、MRI検査によって治せる病気を見逃さずに拾い上げ、脳の健康状態を確かめたうえで、その方に合った次の一歩をご案内できます。もの忘れの最初の相談先として、どうぞ当院をお頼りください。不安ごと、お引き受けいたします。

記憶力低下への対処と予防

対処は、見分けの結果によって変わります。
治せる原因にはその治療を、そしてどの段階の方にも、脳を守る予防の取り組みをご提案します。
ここでは、対処の考え方についてご説明いたします。

原因が見つかったときの治療

慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症といった治せる脳の病気が見つかった場合は、治療によって、もの忘れの改善が期待できます。
手術が必要な場合には、適切な医療機関と連携し、治療後の経過観察は当院でご一緒します。

甲状腺の不調やビタミンの不足、お薬の影響が見つかった場合は、その調整を行います。うつなどのこころの不調が背景にある場合は、適切な相談先へおつなぎします。認知症の詳しい診断・治療が必要な場合も、専門の医療機関と連携し、切れ目なくサポートいたします。

認知症予防のためにできること

認知症の予防には、確かな近道はありませんが、リスクを下げることが期待できる取り組みは分かってきています。
柱となるのは、運動、血圧などの管理、人とのつながり、そして睡眠です。

ウォーキングなどの有酸素運動を続けること。高血圧・糖尿病・脂質異常症をきちんと管理すること(これらは脳の血管を守り、脳出血や脳梗塞の予防にも直結します)。人と会い、話し、役割をもつこと。質のよい睡眠をとること。特別なことではなく、こうした日々の積み重ねが、脳を守る力になります。もの忘れが気になり始めた今日が、始めどきです。

記憶力低下への対処の考え方

対処の考え方を、簡潔にまとめました。

【原因への対処】
・治せる脳の病気が見つかれば、治療へ(医療機関と連携)
・甲状腺・ビタミン・お薬など、体の要因の調整
・こころの不調には、適切な相談先へのご案内

【脳を守る予防】
・ウォーキングなど、無理のない運動を続ける
・血圧・血糖・コレステロールの管理
・人とのつながりと、質のよい睡眠

記憶力低下への向き合い方は、見分けから始まります。
脳神経外科医と相談しながら、ご自身に合った一歩を進めていきましょう。

ご自宅でできる予防とセルフケア

記憶力を守る取り組みは、日々の暮らしの中にあります。
ご自宅でできるセルフケアをご紹介いたします。

記憶を助ける暮らしの工夫

もの忘れが気になり始めたら、記憶に頼りすぎない仕組みづくりが、毎日を楽にしてくれます。
物の置き場所を決める、予定はカレンダーやメモに一元化する、大事なことはその場で書き留める、といった工夫です。
これらは「記憶力の敗北」ではなく、脳の負担を減らし、大切なことに力を使うための知恵です。仕組みに任せられることは任せ、会話や趣味など、心が動く時間に脳を使っていきましょう。

脳を守る暮らしの習慣

日々の暮らしの中で、脳と記憶力を守る習慣があります。無理なく取り入れてみてください。

<脳を守る習慣の例>

① ウォーキングなど、体を動かす習慣を続けます。
② 血圧を測り、健康診断の指摘を放置しません。
③ 人と会い、話す機会を大切にします。
④ 睡眠をしっかりとり、お酒は適量を心がけます。
⑤ 趣味や学びなど、心が動く時間をもちます。


運動は、脳の血流を保ち、記憶を司る部分にもよい影響を与えるとされています。「脳のためのいちばんの投資は、体を動かすこと」と覚えておいてください。

ご自宅で心がけたいセルフケア一覧

ご自宅で心がけたい、セルフケアをまとめました。

  • 体験の丸ごとを忘れていないか、という視点で見守る
  • 急に進むもの忘れは、年のせいにせず受診する
  • メモやカレンダーの仕組みで、記憶の負担を減らす
  • 運動・血圧管理・人とのつながり・睡眠を大切にする
  • 頭を打ったあとの、もの忘れの変化に気を配る
  • 気分の落ち込みが続くときは、こころの相談先へ
  • 不安を抱え込まず、一度、脳の状態を確かめる

もの忘れの不安は、確かめることでしか晴れません。「知るのが怖い」お気持ちごと、どうぞご相談ください。

Vertis Clinic 御成門の記憶力低下のご相談について

記憶力低下への向き合い方で大切なのは、加齢・認知症・治せる病気を正しく見分けることと、どの段階でも予防の一歩を踏み出せるようにすることです。
Vertis Clinic 御成門では、脳神経外科医である田中佐衣子院長が、もの忘れにお悩みの方お一人おひとりの状態を丁寧に評価し、次の一歩までご一緒しています。

院内MRIによる「確かめる」安心

当院では、院内でMRI検査が可能です。
もの忘れの背景に、慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症といった治せる病気、隠れ脳梗塞、脳出血、腫瘍などが隠れていないかを、その日のうちに確認することができます。
あわせて、脳の萎縮の程度や血管の状態など、脳の健康状態も確認できます。治せる病気が見つかれば治療へ、脳の健康状態が分かれば予防へ。確かめることが、不安を前へ進む力に変えてくれます。

見分けから、予防・連携まで

当院では、もの忘れの質と経過を丁寧にうかがい、加齢によるものか、評価が必要なものかを見極めます。
治せる病気が見つかった場合は、手術を行う医療機関と連携し、治療後の経過観察は当院の院内MRI検査で継続します。認知症の詳しい診断・治療が必要な場合は、専門の医療機関へ責任をもっておつなぎします。そして、どの段階の方にも、運動や血圧管理など、脳を守る予防の取り組みを、暮らしに合わせてご提案します。当院は脳卒中専門医が在籍しており、脳の血管を守ることによる認知症予防まで、一貫してサポートできることが強みです。
また、診察の際には、ご本人のご不安はもちろん、見守るご家族のお気持ちもしっかりとお聞きし、ご家族ぐるみで安心していただける診療を心がけています。

Vertis Clinic 御成門の診療体制の特徴

当院の記憶力低下のご相談には、以下の特徴があります。

  • 脳神経外科専門医、脳卒中専門医による診察、評価
  • 院内でMRI検査が可能
  • 慢性硬膜下血腫・正常圧水頭症など、治せる病気の見極め
  • 加齢によるもの忘れと、評価が必要なもの忘れの見分け
  • 血圧管理など、脳の血管を守る認知症予防のサポート
  • 認知症の詳しい診断・治療が必要な場合の、専門医療機関との連携
  • ご家族のご不安にも寄り添う診療

Vertis Clinic 御成門では、もの忘れの不安を「確かめる安心」に変えることを大切に、お一人おひとりに寄り添った診療を行っています。

よくある質問(Q&A)

記憶力低下について、多くの患者さんからいただくご質問に、脳神経外科専門医の田中院長がお答えします。

加齢によるもの忘れと、認知症のもの忘れは、どう違うのですか?

加齢によるもの忘れは体験の一部を忘れ(メニューを忘れる)、ヒントで思い出せます。認知症が心配なもの忘れは体験の丸ごとを忘れ(食べたこと自体を忘れる)、ヒントでも思い出せず、忘れた自覚が薄いのが特徴です。

人の名前が出てこないのは、認知症の始まりでしょうか?

名前が出てこないこと自体は、加齢に伴う自然な変化であることがほとんどです。あとから思い出せる、ヒントで出てくる場合は、過度なご心配は不要です。生活に影響する変化が出てきた場合は、評価をおすすめします。

最近数か月で、急にもの忘れが進んだ気がします。

数週間から数か月での比較的はやい進行は、慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症など、治せる病気のサインのことがあります。認知症と決めつける前に、MRI検査で脳の状態を確かめてください。

軽度認知障害(MCI)とは、何ですか?

正常な加齢と認知症の間の段階で、もの忘れは目立つものの、日常生活は保たれている状態です。この段階での運動や生活習慣の見直しによって、進行を緩やかにできる可能性があるため、「対策できる段階」と捉えることが大切です。

認知症は、予防できるのですか?

確実な予防法はまだありませんが、運動、血圧・血糖・コレステロールの管理、人とのつながり、質のよい睡眠などによって、リスクを下げることが期待できると分かってきています。脳の血管を守ることは、当院が力を注ぐ脳卒中予防とも重なります。

家族を受診させたいのですが、本人が嫌がります。

よくあるお悩みです。「認知症の検査」ではなく「脳の健康診断」「頭のMRIを一度見てもらう」という形でお誘いいただくと、受け入れていただきやすいことがあります。ご家族だけの事前のご相談も承ります。

検査では、どのようなことを調べますか?

もの忘れの質と経過を丁寧にうかがい、MRI検査で治せる病気や脳の健康状態を確認します。認知症の詳しい診断が必要と考えられる場合は、専門の医療機関と連携してご案内します。

記憶力を鍛えるトレーニングは、効果がありますか?

特定のトレーニングだけで記憶力全体が守られるという確かな証拠は、まだ限られています。それよりも、運動・血圧管理・人との交流・睡眠という土台のほうが、脳を守る力になると考えられています。楽しめる趣味や学びは、その意味でおすすめです。

診察や検査には、健康保険が使えますか?

症状に応じた診察・検査・治療には健康保険が適用される場合があります。症状のない方の脳の健康チェックは自費診療となることがありますので、詳しくは診察の際にご説明いたします。

Vertis Clinic 御成門では、もの忘れの相談に対応していますか?

当院は脳神経外科を専門としており、もの忘れ・記憶力低下のご相談に対応しています。院内MRI検査による治せる病気の見極めから、予防のご提案、専門医療機関との連携まで、丁寧に行っています。

記憶力低下のまとめ

記憶力低下には、加齢による自然なもの忘れ、認知症が心配なもの忘れ、そして治せる原因によるもの忘れがあります。見分けのいちばんの手がかりは、「体験の一部を忘れるのか、体験の丸ごとを忘れるのか」です。ヒントで思い出せる、忘れた自覚があるもの忘れは、多くが自然な変化です。体験ごと忘れる、生活に影響が出てきたもの忘れは、お早めの評価が大切です。

そして、急に進むもの忘れの陰には、慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症といった治せる病気が隠れていることがあります。認知症と決めつける前に、MRI検査で確かめてください。正常と認知症の間には軽度認知障害(MCI)という「対策できる段階」があり、運動・血圧管理・人とのつながり・睡眠という日々の積み重ねが、脳を守る力になります。もの忘れが気になり始めた今日が、予防の始めどきです。

Vertis Clinic 御成門は、院内MRI検査による治せる病気の見極めから、脳の血管を守る認知症予防、専門医療機関との連携まで、記憶力低下のご相談にお応えしています。
ご自身のもの忘れの不安も、ご家族の気になる変化も、どうぞお気軽にご相談ください。

もの忘れの不安は、確かめることで、前へ進む力に変わります。
大切な記憶とともに歩む毎日を、これからも健やかに、穏やかに過ごしましょう。